ここでの特定オンラインサービスとは、特定のサービスに特化し、インターネット上でサービスが完結するサイトやツールを指します。
メールサービスやブログサービス、SNS(Social Network Service)、SBM(Social Bookmark)、ゲームコンテンツ、共有サイト他、各種ツール等も含めます。
オンライン上で完結しないサービスや各種機能を複数持ち、利用法が限定されていない場合、特定ポータルサイトをご覧下さい。また、物販サイトについてはECサイトをご覧下さい。
特定オンラインサービスの場合、その利用法や目的を限定しているので軸がぶれない上、潜在的なユーザーを見込めるので提供し易さが上げられます。
反面、オンラインに特化したサービスである為、その機能の品質や使い易さ、斬新さ、有用性等、コアコンピタンスは勿論、サービスとそれを取り巻く環境への造詣の深さ、柔軟性が問われます。
ユーザーが見込めると言うだけで既存サービスを踏襲したのみでは確実に淘汰されますので気を付けて下さい。
基本的にはサービス課金となるでしょう。
サービスの深度を設け、無料・有料と分岐させる、より正確には無料でユーザーを募り、上質なサービスを有料とするのが一般的です。
ですが、開発ペースに一定以上の速度が必要となり、ユーザーを訴求し続ける必要から過剰なサービスでジレンマに陥る可能性もあります。
本質的にネットで完結するサービスの場合、ユーザー数のみに集約されてしまい、類似サービスの乱立から価格競争に突入するとリアル以上に薄利多売になりかねません。
サーバの数で収益が決まってしまう場合、マネタイズを考え直す必要があります。
既存ユーザーと非ユーザーとの間に認知格差が大きくなればなる程、サービスそのものが偏重する傾向にありますからユーザー動向を追い続け、分析しなければなりません。
ビジネスモデルの再構築や新たな収益モデルの模索に弊社のコンサルティングをご利用下さい。
各種サービスによってプロモーションも変わって来ます。
ゲームコンテンツの場合、1つテレビCMや雑誌広告と言う流れが出来ています。
しかし、一般的にはオンラインで提供され終結するサービスですからネット広告やウェブマーケティングでプロモーションは成立します。
SEM(SEO対策やリスティング広告)は勿論、有料ユーザーであればアフィリエイト広告も有効です。
また、オンラインサービスの場合、オンライン上でのバイラル・マーケティングをそのまま活かす事が出来ます。SMOやブログ広告他、コミュニケーションツールを活用するのも手です。