特定ポータルサイト

ここでの特定ポータルサイトとは、大手プロバイダの運営するポータルを除く、各種オンラインサービスがサイト上で完結する各種ポータルサイトを指します。
少し乱暴ですが、口コミサイトやマッチングサイト、求人サイト等も含めます。
特定機能に集約し、インターネット上でサービスが完結する場合、特定オンラインサービスをご覧下さい。また、物販サイトについてはECサイトをご覧下さい。

はじめに

全てのサイトに言えますが、まず、提供サービスの中核をなすターゲットを明確にし、コンセプトをはっきりさせておく必要があります。
必ず、類似サービスや競合サイトを調べておきましょう。
恐らく、多くの場合、企画そのものが安易である事が多い為、しっかり練り込みましょう。

収益モデル

収益モデルを明確にしておきましょう。
最もポピュラーなのが、
１：BtoBモデルとして法人から利用料を得る⇒営業活動がメイン
２：広告収入⇒アクセス数やユーザー数が重要
３：成果報酬⇒アクティブユーザー数とリピート率が重要
、と言った収益モデルでしょうか。
しかし、このモデルは失敗します。これには構造的な欠陥があるからです。
大抵、お荷物となって、いつ閉鎖するか、と言う問題が付きまといます。

基本的に特定ポータルサイトの場合、本業務をアシストする、或いはより役立つようにサービスする補佐的なものとして運用するか、サイトそのもので純益を上げるのか、を区分しておく必要があります。
前者の場合、反響や集客そのものよりも本業務をサポートし、これを円滑に進めるに足るだけの軽快さがあれば十分です。色気を出してサイトで収益を求めると間違いなく失敗します。
後者の場合、前述のような収益モデルでは成功しませんから良く考えましょう。既にユーザーを囲っているのであれば話は別ですが、収益モデルとアイデアの両方を明確にしておきましょう。

註：特に後者の場合、アイデア先行が目立ちます。従来なかったサービスが何故、存在していなかったのか、冷静に考えてみましょう。
どれだけ優れたサービスでも収益に繋がらない場合、概ね立ち行かなくなります。勿論、例外もあります。

収益モデルやマネタイズ、そのアイデアを模索している場合、弊社のコンサルティングをご利用下さい。

プロモーション

特定ポータルサイトのプロモーションの場合、ウェブ広告は勿論、他媒体を活用する必要があります。
他媒体の広告についてをご覧頂き、必要なものを選択しましょう。屋上広告や雑誌広告、新聞広告、ポスター、テレビCM等、不特定多数に対してアピール出来るものが良いでしょう。ラッピング車両やラジオCMは不要です。
他媒体との提携等も有効ですから積極的にアプローチして行きましょう。

インターネット上での広告やプロモーションとしては、リスティング広告や他ポータルサイトへのバナー広告が有効です。地域が特定されているのであればエリアターゲティング広告も効果的です。
但し、上記のウェブ広告は主にクライアント(有料ユーザー)向けに限定して下さい。コンシューマ向けの収益モデルであれば、この限りではありません。
B2Bモデルで一般(無料)ユーザーを募る場合、主にSEO対策やブログ広告で集客しましょう。一般ユーザーをPPC広告で誘導するのは、最低限度の収益を獲得した後です。