サイト・プランニング

サイト・プランニングとは、ホームページを新規に立ち上げる際やリニューアルする時、どの様な目的かを定め、どの程度の効果を予測し、如何なるコンテンツが必要となるかを具体的に計画、企画する事を意味します。

既に多くの法人・個人問わず、ホームページやブログ、SNS等を保有し、これを運営なされていると思われます。長い処では、１０ヶ年以上の運営実績がある場合も御座います。
しかし、いまだホームページの持つ根幹的な意味合いをよく理解していない、或いは、ホームページの有する潜在的な力を発揮するには至らない計画のまま、ホームページが制作されているのが現状です。
これは、ホームページと云うものが日常的、一般的に浸透しているが故の盲点、若しくは、過去、乃至は、現行サイトがもたらす効果や利益が乏しく、事業におけるホームページのプライオリティが低く扱われている為ではないでしょうか？

また、気付いている皆様も多いとは思いますが、プランニングの甘いサイトで成果をもたらす為に必要なプロモーションにかかるコストは、しっかりとプランニングしたサイトよりも遙かに高額（数倍以上）となる事が屡々です。
ホームページには、プライオリティが存在します。このプライオリティに応じて、プランニングの比重は高まります。

まず始めに、ホームページのプランニングは、本来、難易度の高いタスクです。
何故なら、ホームページのプランニング次第では、サイトそのものが事業の中核に成り得る事もあり、また、トップセールスを獲得し得る営業マンに化けたり、顧客の動向調査に使えたり、とその潜在性は果てしなく高いからです。
しかし、その為には、プランニングにおいて、様々な知識と情報、企画力、発想力、経験他が必要になり、これを理路整然と、且つ、具体的に提示、提言する事ができる者は、極少数しか存在しておりません。

また、優れたWebデザインができる、プログラミングの知識が豊富、ヒットサイトを運営している、のように、一見するとサイト・プランニングに同席させたくなる人材がいたとしても、プランニングそのものが可能であるかどうか、と云う保証はなく、大抵の場合、その企画は失敗する傾向にあります。
ホームページのプランニングは、何か１つのスキルに特化した者の主観ではなく、総合的な情報量と知識、智恵、事業とそれに関連性を持つ発想力、ユーザーへの配慮、何よりも相対的なバランス感覚を論理的に説明でき、これを具体的なコンテンツとして落とし込む事が出来なくてはなりません。

弊社では、国内外問わず、大小様々なホームページのプランニングに関わらせて頂いており、成果を上げさせて頂いております。
本来、サイト・プランニングサービスは、弊社におきましては、ホームページ制作サービスに含まれております（註）。
敢えて、独立したサービスと致しましたのは、既にお取引されているWEBデザイン事務所やシステム開発会社が存在し、デザイニングやシステムは気に入っているものの、提案力が弱かったり、自社事業に対する情報が乏しい、サイトでの成果が芳しくない等、デザインやシステムそのものに不満はないが、ホームページに期待する効果を実感し得ていない皆様向けに、サイトのプランニングに特化し、本サービスのみでのご協力を可能にしようと考慮した結果です。
社内会議や従来の発注先とのミーティングでは、決して得られないであろうサイト・プランニングを是非、ご体験下さい。

註：プランニング不要、と云うより、プランニングの余地のない要件定義がなされたホームページ制作依頼も大変多く、この場合、マネジメントやコンサルティングはお断りさせて頂く、若しくは、受諾そのものをお断りさせて頂く事が専らです。

サイト・プランニングの重要性

サイト・プランニングの善し悪しは、取得したドメインを継続的に活用し、ユーザーを獲得する上で大変、重要となります。

毎年作成するパンフレットや名刺、事務所の移転と同程度とお考えのホームページの場合、プランニングの重要度は低くなるでしょう。
しかし、上記のようなプライオリティの低いホームページではない場合、プランニング次第で大いに化ける可能性がある上、そもそも効果がまるで違います。
ホームページの有用性は、継続性からなるロングテールでのプル型マーケティングにあります。
また、短期間で一気に周知徹底させるキャンペーン的な活用法においては、複数の媒体を連動させ、効果的に見せて行く必要性があります。
どちらにしても、プランニングに穴があると効果は得られず、費用対効果云々の論議にさえなりません。

サイト・プランニングで陥りがちなミステイク

  • 　ライバル（自社より上位）サイトのデザイニングやシステムの模倣
  • 　業界イメージや業界ブランディングを無視、或いは、払拭
  • 　ターゲット選定ミス
  • 　運営の管理・更新のし易さ云々（安易なCGM化）
  • 　マーケティングを無視
  • 　ユーザーの求め得るコンテンツが皆無
  • 　必然性のないマネタイズ／ユーザー無き成果報酬型
  • 　甘い予算と無謀な要求
  • 　サイトオープン迄のスケジュールの甘さ
  • 　収益モデルが安易な広告収益モデル
  • 　発注先委託会社をエリア限定
  • 　仕掛け／仕組みの乏しさ
  • 　リサーチ不足／情報不足／知識不足／経験不足
  • 　コンテンツを理解していない
  • 　デザインやシステムへの過剰な期待／希望的観測
  • 　聞きかじった程度の情報や知識／固定観念
  • 　決算期毎の計画や担当者の担当期間単位の計画
  • 　流行の機能や仕様を理解不足な状態で組み込む
  • 　サイトオープンが完成形であると思い込む節
  • 　サイト運営・管理の予想が甘い
  • 　つまらない／無駄／無意味／遊びがない

インターネットにおけるユーザーは、リアルのそれに比べて、遙かにシビアで見切りが早く、情報過多、そして、横暴で独善的です。
そのシビアさは、金融機関の出資担当者のそれを凌駕する程、深刻、且つ、冷淡です。
凡庸な計画や当たり障りのない企画には、ユーザーは反応さえしてくれません。
なかなか、この厳しさを理解している方は少ないとは思いますが、意識してみて下さい。

 弊社のサイト・プランニングサービスとは？

弊社でご提供させて頂くサイト・プランニングにおけますサービスは、下記の通りとなります。

  • 　新規サイト／サイトリニューアル草案
  • 　原案既存コンテンツ精査・分析
  • 　コンセプト設定
  • 　サイト原案ターゲットユーザー市場調査
  • 　競合サイト・サービス調査
  • 　サイト仕様・機能選定
  • 　原案既存コンテンツ・ブラッシュアップ
  • 　サイトオープン・スケジュール調査
  • 　プロモーション費予測と効果予測
  • 　現行サイトユーザー調査（リニューアルの場合のみ）
  • 　発注業者選考／選定
  • 　発注費圧縮[制作費・開発費圧縮]（別途サービス）
  • 　サイト運営サポート（別途サービス）
  • 　コンテンツ開発・創生・精査（別途サービス）
  • 　マーケティング／コンサルティング（別途サービス）
  • 　システム開発／ホームページ制作（別途サービス）

註：本サービスは、純粋なサイト・プランニングとその周辺領域のサービスに限ります。
ですから、ホームページ制作やシステム開発は、本サービスに含まれません。
但し、必要であれば、ホームページ制作やシステム開発等の受託も併せてご協力させて頂きます。

本サービスは、その特性上、お早めにお問い合わせ下さい。
新規サイトの骨子や要件が既にまとまり、改定や改案が不可能な場合、若しくは、制作や開発迄のスケジュールが既に決定されている場合等には、本サービスはご利用頂けません。
新規サイト制作の必要性が問われている時点、或いは、リニューアルの必要性を感じている時点でご連絡を頂く必要が御座いますので、ご注意下さい。

お電話でのお問い合わせは「043-238-0430」迄、お気軽にご連絡下さい。

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